甘い!! とうもろこし丸篤農園
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丸篤農園はなぜ儲からなかったか1 ―――技術・土地

2023/02/10 08:29:10
テーマ:コラム
だいたい「200円のとうもろこしを作るために1,000円の原資が必要」という状態でした。
信じられないほどのひどい状態ですが、これが現実です。
原因は、

  • 私が下手すぎる
  • 土地が貧弱
  • 価格設定が安すぎる
ということだったと思います。

ロクな知識も技術もコネクションも設備・機械もなく、いきなり農家を始めてグダグダやっていたのが失敗の原因だったと思います。
もっと良い条件でやらないと、とても収支が合いません。
結局、上手い下手というのは、自然も社会も含めた環境を見極める力なのだと思いました。
まあ、とにかく私はへたくそです。

次に土地。経営面積が広すぎる(能力に対して)、一区画が狭い、肥えていない、水捌けが悪い、石が多い、獣害が多い...こういう土地です。
日本中、こういうことろばかりでしょうから、特に悪い条件だとは言いません。
しかし、決して恵まれている土地だとも言えません。
やはり、産地といわれるところは、もともと条件が良いところか、膨大な費用と労力をかけて良い条件にしてきたのでしょう。

蛇足ですが、もうちょっと土地のことについて書いてみたいと思います。

貧弱な農地は、改良すればよいです。
が、自費で農地を改良しても、地主に返してしまえば全部パーです。
下手すると、畑に適するように改良した土地を「水田に戻してくれ」と言われます。またお金と労力がかかります。
農地の改良は農家個人の出資では難しいです。
農地は半分公のもの(多面的機能がある)という概念があるため、固定資産税が安かったり、助成金が出ているはずです。
が、やはり個人の資産であるため、知らない人には貸したくないし、売りたくない。
かつて巨額の公費で区画整備をしたのに、挙句、耕作放棄地(草ボウボウ・畦ぐちゃぐちゃ・水だだ漏れ)にしてしまう。
それが個人所有の土地です。固定資産税が安すぎる。

あとは、けものとの戦い。
これも個人では無理です。行政と地主と地域と社会を巻き込んでやらないと。
私みたいな世渡りベタには厳しいものがあります。
がんばってきましたが、得手不得手というのは誰にでもあります。

とまあ、土地の話はこれくらいにして、次に価格のことについて書こうと思ったのですが、長くなったので次回に引き継ぎたいと思います。


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